鍵穴が詰まっているのは錆のせい?

rusty_Keyholeアジア某国での4年半の海外勤務を終え、やっとこの春帰国してきた。幼稚園児だった娘も来年から受験塾へ通う年齢となり、海外赴任と帰国のタイミングはベストだったと思う。しかし4年もの間、たまに業者に清掃に入ってもらうだけで、マンションを空き部屋のまま放置してしまったのは、やはり良くないことだったようだ。新築で入居して半年も経たないうちに転勤が決まったのだが、使用していないうちに玄関の鍵穴が劣化してしまったのかもしれない。埃がつまっているのか錆なのか、とにかく鍵の滑りが悪いのだ。

思えば鍵には、あちらに居る時にも随分と悩まされた。あちらの国では日本とその国との取り決めにより、日本人駐在員は現地の人間をメイドとして雇わなければならなかった。貨幣価値が違うので、驚く程の安い価格でメイドを使うことができるのだが、日本のメイドさん、家政婦さんを想像していると大変な目にあう。例えばきちんとした紹介所を通して雇ったメイドでも、床にこぼしたミルクを拭いた雑巾で、そのままゆすぎもせず、テーブルの上を拭こうとすることなんてザラだ。メイドが来る日は家の鍵がかかるところはできるだけ鍵をかけ、貴重品は絶対にメイドの目の届かないところ、手の届かないところに置かなければならない。証拠さえ残さなければ、彼らは欲しいものは持っていくのが普通。盗まれた方が悪いのだ。

しかし家中に鍵をかけるというのはなかなか大変で、壊されてしまうのか、かけた鍵が開かなくなったり、鍵を失くしたりも頻繁にあった。日本のようにすぐに飛んできてくれる鍵の業者もない代わりに、日本のように複雑な鍵も少ないので、最後は自分で簡単な鍵のトラブルは対処できるようになったくらいだ。

日本に帰ってきてまで鍵のトラブルとは少々うんざりだが、日本では無茶をせず、素直に業者を呼ぼうと思う。